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2013年3月27日掲載

丹羽 諭   Satoshi Niwa ルポルタージュ
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 武蔵国カメラ風土記16 川越城本丸御殿と喜多院庭園
 Ruins of Kawagoe Catsle and Kita-in Garden   First appearance on the Web: December 18, 2012


江戸期の埼玉県川越城は藩主家が酒井、堀田、松平、柳沢、秋元、松平家と変わった。二の丸にあった当初の御殿が幕末に近い弘化3年(1846)に火災で焼失、現在の御殿(県指定有形文化財)は本丸に嘉永元年(1848)松平家が再建したものである。

明治になって次第に解体されて学校校舎などに転用されたが、残った建物を昭和42年と平成20~23年度に大規模な修復を施して一般公開している。江戸期の本丸御殿が現存するのは他に土佐の高知城のみで、テレビ映画の時代劇のロケに使用されるという貴重な文化財だ。家老詰所は民間に払い下げられていたのを昭和62年に移築復元している。埼玉県川越市郭町2-13-1。

川越には徳川家光「誕生の間」春日局「化粧の間」などが残る天海僧正の「喜多院」(国指定重要文化財)もある。境内に数々の文化財があるが残念ながら室内は撮影不可。だが庭園は撮影可で雨あがりの紅葉は美しかった。

使用カメラ:ニコンD800。レンズ:FX24-85mm, 28-300mm。

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01-23 川越城本丸御殿
01 本丸御殿正面

02 玄関 式台に風格がある。

03 大広間 36畳敷き。

04 鎧

05 欄間 デザインがお洒落だ。

06 杉戸絵 御用絵師、舩津蘭山が書き、元は廊下との間仕切りに使用されていた。今、この絵は大広間と使者の間の間にある。

07 東廊下

08 西廊下

09 南廊下

10 座敷

11 使者の間

12 物頭詰所

13 杉戸の引き手

14 中庭

15 鬼瓦の紋

16 家老詰所外観 この時は天気雨だった。

17 雨戸のかんぬき 今ではかんぬきは珍しい。

18 家老座敷 人形で再現。

19 窓

20 座敷

21 座敷

22 畳廊下

23 縁側

24-28 喜多院庭園
24 喜多院

25 喜多院

26 喜多院

27 喜多院

28 喜多院

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