武蔵国カメラ風土記9 妻沼聖天の彫刻
Sculptures at Menuma Shodenzan First appearance on the Web: May 23, 2012
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今年1月「武蔵国カメラ風土記3神社仏閣の彫刻」で取材した埼玉県熊谷市の通称「妻沼聖天」、正式には「歓喜院聖天堂」は「権現造り」の近世装飾建築で江戸後期を代表する社殿だ。今までは国指定建造物の重要文化財だったのが、5月18日(金)国宝の指定を受けた。
この聖天堂の彫刻が素晴らしい。そこであらためて撮影に出かけた。手元に届いたばかりのニコンD800にAF-S70-200mm/f2.8G ED VRIIにテレコンバーターTC-20EIIIを付け、三脚が使用禁止のためISO400~1600とし、手持ちでなるべく200ミリ側の望遠で撮影した。結果は御覧の通り。約1,000カット撮影して、36.3メガピクセルというサイズにちょっと心配したが、RAW+FINE(L)のJPEGだと1コマあたり14.0MB~20.0MBでパソコンの動作がちょっと遅いだけだった (No.30の全景の1カットのみカメラはD700、レンズはAF-S 24-120mm/f4G ED VR)。
この前日には、雑誌の取材でD800をD3sと共に使用し、同じ人物を同じレンズ、アングルとライティングで撮影しているが、D3sと比べて人物の顔の質感がより向上しているのがわかった。デジタル技術の進歩は凄まじい。
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