武蔵国カメラ風土記12 行田の足袋蔵 First appearance on the Web: August 08, 2012
Warehouses for Tabi in Gyoda City, Musashi Province
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埼玉県行田市は江戸中期から昭和にかけての「足袋」の産地。昭和のはじめの最盛期には全国の約80パーセントを生産していたという。その足袋を保管する蔵が裏通りに70棟余り残ってNPO法人「ぎょうだ足袋蔵ネットワーク」が保存活動をしている。かなり傷んだ蔵が多いようだが、2005年には蔵のひとつ牧野本店の工場を使って「足袋とくらしの博物館」がオープンした。ここでは建物の保存公開だけでなく、ボランティアの足袋職人さんが客の注文で誂えをしてくれる。「忠次郎蔵」は国の登録有形文化財だが、ここでは手打ちそば店を営業して人気を博している。
足袋の産地だとは知っていたし、市内はクルマでよく通っていたが、こんなにたくさんの蔵があるとは今まで気が付かなかった。
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