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2013年3月27日掲載

丹羽 諭   Satoshi Niwa ルポルタージュ
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 武蔵国カメラ風土記12 行田の足袋蔵   First appearance on the Web: August 08, 2012
 Warehouses for Tabi in Gyoda City, Musashi Province


埼玉県行田市は江戸中期から昭和にかけての「足袋」の産地。昭和のはじめの最盛期には全国の約80パーセントを生産していたという。その足袋を保管する蔵が裏通りに70棟余り残ってNPO法人「ぎょうだ足袋蔵ネットワーク」が保存活動をしている。かなり傷んだ蔵が多いようだが、2005年には蔵のひとつ牧野本店の工場を使って「足袋とくらしの博物館」がオープンした。ここでは建物の保存公開だけでなく、ボランティアの足袋職人さんが客の注文で誂えをしてくれる。「忠次郎蔵」は国の登録有形文化財だが、ここでは手打ちそば店を営業して人気を博している。

足袋の産地だとは知っていたし、市内はクルマでよく通っていたが、こんなにたくさんの蔵があるとは今まで気が付かなかった。

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01 「足袋と暮らしの博物館」 正面外観(土日のみ公開)。

02 店舗外観

03 NPOの人達が案内をしてくれる

04 初期のミシン

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06 職人さんが実際に手作りして
   いる


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08 足袋の木型

09 木槌での作業

10 昔は一文銭を並べてサイズをはかったのでサイズを「文」であらわしたという。

11 縫製の工程表

12 足袋

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14 当時の職人さんの写真

15 足袋のいろいろ

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18 看板やのぼり

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27 商標

28 足袋を入れた木箱の商標

29 店舗の看板

30 荒井八郎商店の足袋原料倉庫 現在は陶芸工房「行田窯」に再利用されている。

31 「忠次郎蔵」 昭和4年完成の代表的な蔵で国登録有形文化財。現在NPO法人が手打ちそば店を営業。

32 「時田足袋蔵」 昭和4年の倉庫。

33 「時田足袋蔵」 建築年代は不明。

34 「牧禎舎」 今は藍染体験教室に使用。

35 「大澤蔵」 大正15年のレンガ造。

36 「奥貫蔵」 大正~昭和の初めに建築。

37 「大谷石の蔵」

38 「イサミ足袋工場」 のこぎり屋根。昭和初期の建築。

39 「旧荒井八郎商店」 住宅兼事務所。洋館は昭和10年の建築。国登録有形文化財。

40 「行田市のマンホール」 忍城がモチーフされているが雰囲気に合っている。

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