01 高岡駅の朝 |
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子供の頃の富山のイメージは山並みと田圃の風景だ。
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02-06 「金屋町(かなやまち)通り」
慶長16年(1611)に利長が7人の鋳物師を呼び寄せて鋳物業を始めたのが始まりで、高岡の銅器生産量は全国一。派生したアルミ製品も県の主要産業。 |
02 金屋町通り |
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03 千本格子 |
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500mにわたって格子の町並みが続く。
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04 石畳 |
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銅片が敷き込まれているという。
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05 銅像のある町並み |
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市内には至る所に像がある。
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06 二宮金次郎像 |
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懐かしい。町内の金屋緑地公園にあった。
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07-15 「山町(やまちょう)筋通り」
利長によって商人町として誕生し、のち3代利常が商工業の町として発展させた。明治33年(1900)大火災に会い、土蔵造りや煉瓦で復興する。国重要伝統的建造物群保存地区。 |
07 山町筋通り |
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奥に見える煉瓦造りのビルは大正4年(1915)築の富山銀行本店。
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08 筏井家住宅 |
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「いかだいけ」と読む。代々綿糸の卸商で明治36年(1903)築。現在も住宅として使用。非公開。県指定有形文化財。
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09 旧室崎家住宅 |
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「高岡市土蔵造りのまち資料館」として一部を公開。室崎家は江戸時代を通じて綿布を商うが、現在は石油商として続いている。市指定文化財。
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10 座敷 |
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11 中庭 |
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中庭を挟んで土蔵がある。
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12 欄間の彫刻 |
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旧井波町の欄間の彫刻は有名。富山の各家庭でも最も自慢するところだ。
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13 高岡御車山曳手衣装 |
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高岡を代表する祭礼「御車曳祭り」の衣装。山町(やまちょう)の名称は7基の山車を持つことに由来する。山車は国指定有形民俗文化財、祭礼は国指定無形民俗文化財。
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14 木舟町御車山鉾留(胡蝶) |
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山車のてっぺんに付ける飾り。
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15 梁 |
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銘木が多く使われている。
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16-25 「菅野家住宅」
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16 菅野家住宅 |
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明治初年から北海道との商いで家業を広げ、銀行、電灯会社などを設立して今日に至る明治35年(1902)築の商家。一部を一般公開。国指定重要文化財。
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17 仏壇 |
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北陸は仏教(とりわけ浄土真宗)が盛んで、家を建てるとまず仏間に仏壇をお祀りするのが普通。またそれが大きくて立派。
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18 ホンマ |
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一番上等な座敷。
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19 床の間 |
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壁は自然石を砕いた粉を混ぜた朱壁で変色しないという。
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20 屏風と襖 |
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21 渋沢栄一 |
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渋沢栄一が訪ねて来て「書」を揮毫して帰ったという、額装して飾ってある。近年では小泉首相が訪問している。
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22 中庭 |
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こちらも奥に土蔵がある。
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23 大黒様 |
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24 飾り棚 |
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九谷焼や朝鮮焼の壷。
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25 煉瓦の防火壁 |
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煉瓦に釉薬をかけている。
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26 高岡大仏 |
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高さ15.85mで奈良、鎌倉につぐ日本3大仏のひとつ。高岡銅器の象徴で、30年かけて製作したという。市指定有形文化財。
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27-28 「高岡古城公園」
利長が慶長14年(1609)隠居城として築城、元和元年(1615)徳川幕府の一国一城令で廃城する。県指定史跡。 |
27 高岡城址 |
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濠は当時のまま残る。
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28 前田利長像 |
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29-38 「瑞龍寺」
曹洞宗の禅寺。利長の菩提を弔うため3代利常が建立した。徳川将軍は家光の時で、正保年間から利長五十回忌の寛文3年(1663)将軍は家綱の時まで約20年の歳月を要したという。山門、仏殿、法堂が国宝。総門、禅堂、大庫裏、回廊、大茶堂は国指定重要文化財。 |
29 山門 |
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延享3年(1746)火災に会い、現在の建物は幕末に近い文政3年(1820)の再建。
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30 回廊 |
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柱と障子のコントラストが美しい。
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31 仏殿 |
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利常が死去した翌年、万治2年(1659)の完成。屋根は鉛板で内部は総欅造り。この頃、金沢でも多くの寺院の移転と建立があった。
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32 仏殿から見る鐘楼 |
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33 法堂 |
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明暦年間(1655~1657)の建立で内陣に利長の位牌を安置する。屋根は銅版葺きで総檜造り。正面の広い廊下が歴史を感じさせる。
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34 回廊から鐘楼を見る |
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35 禅堂 |
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当初の建物は延亨3年の火災で焼失したがすぐ再建された。古式の僧堂をよく伝えるという。
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36 禅堂前の回廊 |
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37 石廟 |
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利長は本能寺の変後、信長、信忠の分骨を祀ったという。右から利長、利家、織田信長(利長の室は信長の娘)、信長側室、織田信忠の廟と並ぶ。県指定文化財。
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38 前田利長公墓所 |
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正保3年(1646)利長の33回忌に利常が建てた。国指定史跡。
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39 万葉線 |
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第三セクターで高岡と新湊を結ぶ。富山市のライトレールと並ぶ新しい形の交通機関。万葉集の歌人、大伴家持が国守として赴任していたため万葉のふるさととしてこの名がある。
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40 駅前の銅像 |
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獅子だろう。さりげなく置いてある。
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