武蔵国カメラ風土記16 川越城本丸御殿と喜多院庭園
Ruins of Kawagoe Catsle and Kita-in Garden First appearance on the Web: December 18, 2012
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江戸期の埼玉県川越城は藩主家が酒井、堀田、松平、柳沢、秋元、松平家と変わった。二の丸にあった当初の御殿が幕末に近い弘化3年(1846)に火災で焼失、現在の御殿(県指定有形文化財)は本丸に嘉永元年(1848)松平家が再建したものである。
明治になって次第に解体されて学校校舎などに転用されたが、残った建物を昭和42年と平成20~23年度に大規模な修復を施して一般公開している。江戸期の本丸御殿が現存するのは他に土佐の高知城のみで、テレビ映画の時代劇のロケに使用されるという貴重な文化財だ。家老詰所は民間に払い下げられていたのを昭和62年に移築復元している。埼玉県川越市郭町2-13-1。
川越には徳川家光「誕生の間」春日局「化粧の間」などが残る天海僧正の「喜多院」(国指定重要文化財)もある。境内に数々の文化財があるが残念ながら室内は撮影不可。だが庭園は撮影可で雨あがりの紅葉は美しかった。
使用カメラ:ニコンD800。レンズ:FX24-85mm, 28-300mm。
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